ミシェルウィアー・ミュージッククラス・ジャパン 4「ジャズミュージシャンシップ」のオンラインレクチャー, “The Jazz Singer’s Handbook”のワークに翻訳者と一緒に取り組むランチ座談会が終了いたしました!
ミシェルウィアー・ミュージッククラス・ジャパン 4:MichMusic Class Japan 4 (hosted by JVAJ)
講師 Michele Weir (ミシェル・ウィアー)
同時通訳・座談会ゲスト:Yuri – 中島(木村)小百合 – 米語発音講師、音楽通訳者
テクノロジーサポート:林トモコ
ファシリテーター:メイ・オキタ
プログラム
【第一部】東京会場 or ご自宅(Zoom)のいずれかで受講
10:00 ~11:15 Michele Weir先生によるオンラインレクチャー
“Jazz Musicianship: Build confidence and become a better artist!”11:15 ~11:30 Michele Weir先生による質疑応答タイム
11:30 ~ 12:00 休憩
【第二部】東京会場のみ
12:00 ~14:00 “The Jazz Singer’s Handbook”のワークに翻訳者と一緒に取り組むランチ座談会
ミシェル先生のレクチャー:Jazz Musicianship : Build confidence and become a better artist!
“ジャズミュージシャンシップ:自信をつけ、より良いアーティストに!”で取り組んだこと
今回のレクチャーはまず最初に先生から参加者の皆さんがどのようなことについて知りたいかをヒアリングするところからスタートし、以下の内容をミシェル先生が一つ一つデモンストレーションを交えながら解説してくださいました。
- ミュージシャンシップとは?(ミュージシャンシップの6要素)
- 新しい曲を学ぶ時の5ステップ
- グルーヴとスタイルについて
- 曲のアレンジとその方法、アイディアについて
- ジャズでよく用いられる専門用語について
- シットインの時に知っておくべきこと
- Q&A (リズミックキックやブレイクの譜面上の記載法、転調のアレンジ法、エンディングの譜面上の記載法など)
“The Jazz Singer’s Handbook”のワークに翻訳者と一緒に取り組むランチ座談会で話題になったこと
- スタンダードやシンプルなポップスのアレンジについて
どんな曲が、どんなグルーヴ、リズムに合うかなど、いろんな経験やアイディアをシェア
“ハチロク(12/8)で大成功した曲は?”
“ラテン(ブラジリアン&アフロキューバン)アレンジの合う曲は?”
“変拍子でこんな曲やってます、アイディア披露大会”
その他、シェイカーを振りながら手を叩いたり歌ったり、カラオケのトラックを上手に使いながら、アレンジのアイディアを実験する方法等 - 日本語と英語とでの音楽用語の違い
例えば、ハチロクっていうのは英語だとどうなる?日本語の”グルーヴする”と、英語のgrooveの意味の違い等
(日本で使われているセッション用語やリズム・フィールの説明のための単語はそのままアメリカのジャムセッションでは使えないことがあるので、そう言った用語の照らし合わせなど) - ScatAbilityの使用方法について
- ミシェル先生オススメのカラオケ音源や譜面を扱う会社などについて詳しく紹介
ScatAbility日本語版ガイド
今回のレクチャーの反省点
今回、事前に2回のチェックをしていたにもかかわらず、当日のWifiが不安定(隣のレンタル会場等での使用状況との兼ね合いだったようです)となり、日本語通訳が途切れがちになるというトラブルがありました。
受講者の皆様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。深くお詫びを申し上げます。
JVAJのアフターケア
・Zoomにて、無料のフォローアップセッションを開催します!
1/21(sun) 10:00-11:00
参加者の皆さんから質問事項を募り、レクチャーで扱った内容の中から上記トラブルでタイムロスをしてしまった分を補うためのクラスを行います。(こちらは1/14の受講者様限定です)
講師 Michele Weir (ミシェル・ウィアー)
同時通訳・座談会ゲスト:Yuri – 中島(木村)小百合 – 米語発音講師、音楽通訳者
テクノロジーサポート:林トモコ
ファシリテーター:メイ・オキタ
・授業内容の全てを日本語訳に!
受講者限定コンテンツを配布いたします。
(パスワードを入力すると以下、授業でミシェル先生がお話しされたことの全日本語訳とサマリーがご覧頂けます)
日本語訳はYuriさんによるもので、これを読むだけでも当日の内容が詳しくわかるハイクオリティーなものに仕上がっております。使用したテキストのページや先生のホワイトボードの画像もありますので、ぜひご覧ください。
1/14受講者の皆様はパスワードを入れていただくと、以下のページから全日本語訳をご覧頂けます。
・次回の会場は別の場所に変更します&通訳は同時字幕で表示することでタイムロスも改善
インターネット環境のより良い会場を探し、手配致しました。
また同時字幕で通訳を行い、英語のヘルプが不要な方のタイムロスを極力減らしていく予定です。
次回のオンラインレクチャーのご案内
ミシェルウィアー・ミュージッククラス・ジャパン 5
:Michele Weir/MichMusic Class Japan (hosted by JVAJ) 5
2018年2月25日(日)10:00〜11:30 (2018年1月14日正午より受付開始、2月18日受付終了)
レクチャー:
The Artistry of Jazz Singing: The power of truth, emotion, and vulnerability.
“ジャズシンギングの芸術的側面:歌詞に共感し心に忠実に感情を表現する本物の表現力とは“
【講義内容】
Artistry = creativity, style, uniqueness, genius, flair.
The primary goal of a jazz singer is to communicate. That is, to express emotion, authentically, through the lyrics of a song with the intent of engaging and inspiring the listeners.
There is a vast playground of creative tools available to jazz singers for purposes of artistic expression: creative phrasing, use (or non-use) of vibrato, rhythmic feel, word stress, stylistic elements, melodic or rhythmic changes and much more.
In this class we will explore that playground, and listen to how the expressive tools come in to play in the work of great recorded artists, making them inspiring to hear. The 1st half of the book/CD set, Jazz Singer’s Handbook will be used as a basis for discussion.
アーティストリーとは、クリエイティビティー、スタイル、ユニークさ、創造的な天性や芸術的センスの良さを指します。
ジャズシンガーとしての最初の目標は、コミュニケートすること。つまり、曲の歌詞を通じて、リスナーを引きつけ、インスパイアするという意図を持って、心に忠実に感情を表現することです。
ジャズシンガーが芸術的な表現をするために使用できるクリエイティヴ・ツールは、まるで大きなプレイグラウンド(子どもの遊び場)にあるおもちゃのように果てしなく存在します。創造的なフレージング、ビブラートの使用(または使用しないという選択)、リズミック・フィール、ワード・ストレス(どの単語に表現の重きやアクセントを置くか)、文体上の要素、メロディーやリズムの変化や、その他にもまだまだ挙げられます。
このクラスでは、私たちはそのプレイグラウンドを探検し、どのように偉大なアーティストたちがその表現のツールを用いて表現しているか、そして人を感動させるのか、素晴らしい録音から聴き取ります。
“The Jazz Singer’s Handbook”の前半をテキストとして使用します。
CLASS TYPE: LESSON(レクチャー)
Michele teaching, some group singing or rhythmic work, no individual feedback. Question/answer period at the end.
ミシェル先生はインターネットを介して講義を行い、グループシンギングやリズムのワークをしますが、個人個人へのフィードバックはありません。Q&Aコーナーを講義の最後に設けます。
同日開催・東京会場のみの特別企画
“The Jazz Singer’s Handbook”のワークと、歌詞の解釈・読み方・ワードストレスに米語発音トレーナーと取り組むランチ座談会!
2018年2月25日(日)12:00〜14:00 (上記レクチャーと同時受付)
東京会場では、ミシェル先生のオンラインレクチャーの後、米語の発音講師であるYuriさんに教えていただきながら、ワードストレス(どの単語に重きを置いて発音するか、表現するか)について、Jazz Singer’s Handbookでも扱われている“歌詞の音読”ができるということはどういうことか、あるいは、“言葉を話す様に歌う” ということについて、米語のネイティヴではない私たち日本人が何に気をつければ良いのか、など、具体的なことに取り組みます。
東京会場は残席が少なくなってきておりますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。
お申し込み方法
受付期間:2018年1月14日~2月18日(東京会場は先着順となります)
JVAJの有料会員を優先的にご案内し、非会員の方は先着順で受付、定員に達し次第締め切りといたします。
以下のフォームに必要事項をご入力、ご送信ください。
※外部リンクでGoogleフォームを使用しています。フォームをお送りいただいてから72時間以内にご連絡を差し上げますが「フォームが届きました」というメールはお出ししませんので、お待ちください。
お支払い(振込)を確認した時点で、受講確定となります。
キャンセルポリシー
受講料をお支払いいただいた後にキャンセルが発生した場合、以下のようになります。
●開催日15日前までにキャンセルされた場合
手数料1000円を引いた金額の50%を銀行振り込みにて返金致します。
●開催日8日前~当日までにキャンセルされた場合
申し訳ございませんが、返金はございません。ご了承ください。
※万が一のことではありますが、諸事情によりイベントが行えないとJVAJが判断した場合は、中止、あるいは延期させていただく場合があります。
ミシェルウィアー・ミュージッククラス・ジャパン 6~11
:Michele Weir/MichMusic Class Japan (hosted by JVAJ) 6~11
3月以降は全6回のコースで、インプロヴィゼーションを中心にZoomによるオンライン講座を開講します。
現在、日程やカリキュラムを先生と相談中です。2月より登録受付開始いたします。
皆様のご参加をお待ちしております!!!
今後ともMMCJとJVAJを宜しくお願い申し上げます。