JVAJ presents ScatClass Japan 3 with Michele Weir/MichMusic
第3回ミシェル・ウィアー先生によるグループレッスン:”スキャットクラス・ジャパン3” レポート
ジャズヴォーカルアライアンスジャパンのMayです。
ミシェル先生のスキャットクラスの第3回目が無事に終了いたしました!
今回も新しいテレビ電話システムZoomの導入、クラスのレベル分け、連絡方法のオートメーションなども含め、様々なチャレンジをしました。
これまでの3回のレッスンを経て、”来年以降も継続していける準備が整った” とスタッフ一同感じております!
ここでは12/3(日)に行われたScatClass Japan 3 with Michele Weir/MichMusic (第3回スキャットクラスジャパン)のレポートをお伝えしていきます。
“スキャットクラス・ジャパン 3 with ミシェル・ウィアー”の授業について
ビギナー/中級以上のクラス分けでさらにみなさんのニーズに合う内容に
今回から2つのレベル別クラスをご用意し、各1時間のレクチャーへと変更、受講生はどちらかのみ参加することができるスタイルとなりました。
私は通訳で両方のクラスを毎回見て来ましたが、ほぼ毎回、ビギナークラスには “初めてスキャットにチャレンジする”という方もいらっしゃいます。
ビギナーの方々にとっては、まずやってみるということ、その最初のチャレンジを、いかに心理的に安全な環境で行えるかが大事です。
「うまくいかなくても、わからなくてもやってみよう!怖くない!」と思わせてくれるような先生の優しいリードや、一緒に受講している皆さんの温かい雰囲気は、そういう意味でとても大きな力になってくれていると思います。
今日も、全員がそれぞれのレベルでインプロヴィゼーションにチャレンジしてくださいました。ミシェル先生に新しい練習のアイディアや個人個人へのフィードバックをもらい、これまでスキャットに対して感じていたハードルが少し低くなったのではないでしょうか。
そして初回から継続参加してくださっている方がどんどん上手になられているお姿を目の当たりにし、こちらも嬉しくてたまらなくなりました!
一方、中級以上の皆さんのクラスには、すでにライヴを行なって活躍されている方やプロフェッショナルの方が集まってくださいました。
歌のスキルがすでにある程度できているので、先生からよりチャレンジングかつ、センシティヴなアドバイスを伺うことができたように思います。
中級以上のクラスになっても、いかに日々の練習でリズムやグルーヴを自分の中に宿していけば良いか、シンプルでクリアなメロディーを提示し発展させていくか、よりジャジーに、スウィンギーに聴かせるためのシラブルや8分音符について、スキャットをしながらストーリーを展開しかつそれぞれのシンガーの魅力を表現していくのか、というように、とにかく話題は尽きません。
スキャットは一日にして成らず!です。
先生のレッスンだけ受けているのではなく、結局のところは語学のように繰り返し訓練が必要なわけです。
でも、こうしてレッスンが定期的にあることでモチベーションを維持していけますし、地道に何をしたら良いかを具体的に教えていただけるので、ミシェル先生のクラスは本当に自分の練習にとって良いマイルストーンになっています。
今日も心のこもったデモンストレーション、ユーモア溢れる解説、”受講者の時間を一分一秒も無駄にしないぞ!!”という真剣なレッスンを受けることができ、あっという間の時間でした。
受講者のみなさんのご感想やアンケート結果
レッスン後のアンケートは翻訳して全てミシェル先生にお送りし、不満点や不備についてはスタッフ共々、次回の改善ポイントとしています。
アンケートは、毎回ミシェル先生も楽しみに読んでくださって、その結果を踏まえて次のクラス内容を考えています。オンラインのクラスではありますが、先生は一人一人の生徒さんのことを大切に考え、気を配ってくださっています。
感想
2018年よりScatClass JapanはMichele Weir/MichMusic Class Japan (hosted by Jazz Vocal Alliance Japan)に変わります!
スキャットのみでなく、ジャズヴォーカル全般をカバーするクラス内容へ
これまで、ScatClass Japanとして、インプロヴィゼーショんに特化した内容で取り組んで来ましたが、受講者の皆さんからのアンケートで、スキャット以外のこともミシェル先生から学びたいというお声がたくさん上がっており、2018年からは講義の内容をジャズヴォーカル全般に広げていくこととし、名称をMichele Weir/MichMusic Class Japan (ミシェルウィアー・ミュージッククラス・ジャパン)に変更することとなりました!
2018年1月、2月のミシェル先生のレクチャー予定
3月から新カリキュラムで連続シリーズの講座を予定しており、ただいまミシェル先生がJVAJのための独自のカリキュラムを作ってくださっています。
そこで、1月、2月は特別企画をご用意いたしました。
これまでにJVAJイベント関連でお寄せいただいたアンケートの中で、「自分に自信が持てない」「自分の練習方法や活動の仕方に不安がある」「セッションで様々なアドバイスをもらい、逆に混乱してしまう」「何年たっても同じレベルのままで成長できていないと感じる」「もっと自分の歌が好きになれるにはどうしたら良いか」「レパートリーの組み立て方がわからない」「どうしたら良いアーティストになれるのかわからない」と言ったお声がたくさん見受けられました。
そこで、1月と2月は、ジャズシンガーにとって必須の「ミュージシャンシップ」について、UCLAで教鞭をとられているミシェル先生のアカデミックなレクチャーでお届けしながら、かつ、ただレクチャーを受けるだけでなく、実際に自分で手や頭を動かして実践するというイベントを開催いたします!!
12/10(日)正午より先着順で受付開始となりますので、ぜひご応募ください。詳細は12/8(金)より以下のページでご案内して参ります!
オンラインの講座を家で一人で受講するのは不安、という方も、そして他のシンガーさんや私たちと交流したいという方も、奮ってご参加下さい。
ミシェル先生の教材についてはこちらのページをご覧下さい:
http://jazzvocalalliance.com/scatbooks_michele_weir/
皆様にお会いできるのを、ミシェル先生、スタッフ一同楽しみにしております!
JVAJスタッフ May & Tomoko より
毎回ミシェル先生とみなさんからのアンケートの回答を検討しながら、より良い満足度の高いクラスになるかを話し合い進めて来た結果、上記のような形で講座を展開していくこととなり、私たちもワクワクしています!
2018年はより幅広く、そして内容的には深く、充実したクラスをお届けできるのではないかと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、皆様に大切なお知らせがあります!!
毎回受け付け開始からあっという間に満員になってしまうために受講がなかなかできないといったお声や、テキストをどこで購入したら良いかわからない、ホームページやSNSの使い方を知りたい、もっと小さな悩み事についても誰かに相談したい、といったご要望にお応えするために、2周年を記念して、書籍販売と有料会員システムを立ち上げることになりました。
有料会員の方には以下のサービスを受けていただくことができます。この機会にぜひご入会ください!
- 有料会員限定記事:シンガーのみなさんのニーズに応える記事をブログにて不定期配信していきます!
- 提携出版社の書籍割引購入サービス:ジャズヴォーカルの学習に役立つ書籍を、提携出版社ATNさんのご協力により会員様のみ特別価格にてご提供できることになりました!良質なテキストは上達を確実に助けてくれるものです。ぜひご利用ください!
- イベント・レクチャーの優先申し込み:募集開始からあっという間に満席になってしまうJVAJのレクチャーやワークショップを、有料会員の皆様のみ優先的にご案内していくことにいたしました。嬉しい優待サービスを利用して、確実に上達できる環境を整えましょう!
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https://jazzvocalalliance.com/bookshop/
今後も多くの歌い手さんのお悩みや困りごとを解決し、皆さんがジャズヴォーカリストとしての学びや活動をもっともっと楽しみながら成長していけるような環境づくりに尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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