パフォーマンスと学習の心理学 vol.3 :トップパフォーマーが行なっている練習法とは?

トップパフォーマーやどんどん上達する人は何をしているか?

前回は「マインドフル・プラクティス」すなわち目標に向かった、問題解決型の、解決策にフォーカスした練習というものがあります、とご紹介するところまで書きました。

パフォーマンス科学の領域では、”10年ルール”あるいは”1万時間の法則”と呼ばれているものがあるのをご存知ですか?

これは “対象がどんな領域であっても、専門家・プロのレベルに達するためには10年、あるいは1万時間の「マインドフル・プラクティス」つまり、よく考えられた、計画的な練習が必要であると言われている” というお話です。

ミュージシャンにおいては、ワールドクラスのレベルを目指すなら15年から25年が必要とされています。

今日はさらにそのマインドフル・プラクティスを掘り下げていきますね!

 

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May Okita

ジャズシンガー&精神科医。2019年シアトルのオリジンレコードから1stアルバム「Art of Life」にてデビュー。全米・ヨーロッパを含む100以上のラジオ局でオンエアされ、ダウンビートマガジン(米)、ジャズジャーナル(英)を含む国内外の雑誌で「心洗われる歌声」「高い感受性による歌唱にいつわりのない心を見ることができる」と高評を得る。同年7月にはロサンゼルスの人気ジャズクラブFeinsteins’ at Vitello’sに出演。4年間のLA留学中にSara Gazarek, Michele Weir, Cathy Segal Garcia, Cheryl Bentyne, Tierney Suttonらに師事。Jazz Vocal Alliance Japan代表としては世界中のジャズミュージシャンとの交流を深め、情報交換や教育の場を創る活動を継続的に行なっている。