Pass the Baton!【001】YURIKO KODAMA


Pass the Baton! 001は米国ロサンゼルスより
児玉有里子さんのインタビューをお届けいたします。

プロフィール

YURIKO KODAMA
児玉 有里子

Yuriko Kodama

Yuriko Kodama

 

6歳よりピアノを始める。学生時代は、吹奏楽部でクラリネットを担当。
その後ピアノ講師資格を取得すると同時にジャズに興味を抱き始める。

2003年よりジャズシンガーとして活動を開始する。
第31回浅草ジャズコンテストヴォーカル部門、第6回さいたま新都心ジャズヴォーカルコンテストで共にグランプリ獲得。

2011年ファーストアルバム ”Music of the Hours” をリリース。
又アメリカ、ロサンゼルスのジャズライブハウス、“Blue Whale”にてライブを行う。

同年9月、大阪のいずみホールにてピアニストとしてオーケストラと共にガーシュインの“Rhapsody In Blue”を演奏する。

2015年活動拠点をアメリカ、ロサンゼルスに移し現地の数多くのミュージシャンと共演する。

日本では関西のみならず名古屋、東京でのライブ活動を中心に、ホールでのコンサート、ツアー、後世の育成、又ピアノの弾き語りで中之島リーガロイヤルホテル、京都オークラホテルのレギュラーミュージシャンをつとめる等、その活動は多岐にわたる。

幼少から、ピアノ、クラリネットの教育より、広い観点からヴォーカルを理解し、独自の世界観を繰り広げているシンガーである。

Yuriko Kodama is a formidable jazz talent and expressive jazz pianist. Featured at major jazz festivals, she performs regularly in jazz clubs in Osaka and Kobe. She has also performed Gershwin’s “Rhapsody In Blue” with full orchestra in Izumi Hall in Osaka.

In December 2011, performing Cole Porter’s “What Is This Thing Called Love,” Ms. Kodama won top honors (Grand Prix) for jazz vocal in the prestigious Asakusa Jazz Contest. Soon after, she won Grand Prix (1st prize) at the 2012 6th Saitama Jazz Vocal Contest, singing and improvising solos on “What Is This Thing Called Love” and Billy Strayhorn’s masterpiece “Lush Life.” In 2006, Yuriko Kodama won first prize in the Jazz Vocal Competition sponsored by Tokyo jazz club Misty.

Ms. Kodama has studied jazz piano with Hiroyuki Miyashita and Phillip Strange, and voice and jazz interpretation with noted jazz vocalists Cathy Segal-Garcia, Eiko Miyano, Emi Kobayashi, and Shoko Amano. She also has a degree in education (Sonoda University, 1999) and Japanese certification in general education and piano instruction and currently teaches piano at Musica Vita (Osaka, Japan).

Her first CD—Music Of The Hours—features creative interpretations of jazz standards by composers such as Arthur Schartz, Bart Howard, and Jimmy Rowles, as well as original compositions by Phillip Strange.

ディスコグラフィ

Music Of the Hours : Yuriko Kodama / Phillip Strange
New Truth Records 2011
(画像をクリックしていただくとAmazon.co.jpストアをご覧いただけます)
Music Of the Hours

インタビュー

  • ジャズを歌い始めたきっかけは何ですか?

あるバーでピアノ演奏をしていたらお店のマスターに弾き語りしてみたらと言われ歌ってみるととても楽しくて。それからジャズヴォーカルに興味を持ち始めました。

又ヴォーカルは他の楽器にはない、歌詞で直接リスナーの心に伝えれて、それに自分の声で音楽を作れるのは素晴らしい事だと思います。

 

  • どのようにジャズを歌う勉強を重ねてきましたか?

ある曲を取り組む時に、できるだけ多くのシンガー、プレイヤーのCDのその曲を聞き、自分の中で引き出しを作っていく。それからその曲のカラオケ(伴奏)を作って、何度も繰り返し練習する。又常に自分の歌声を録音しピッチや曲の流れ等を確認する。

そしてピアノを弾いてハーモニーや耳の訓練、ソロの作り方等、声と指が繋がるまで弾く。

  • あなたにとってのジャズとは?

ジャズは私にとって自分を表現できる自由な世界であるが故、いつも悩まされていますが、例えばいい作曲ができた時の感動は何物にも代え難いものがあり、沢山の感動を与えてくれてます。

又コミュニケーションツールであり、ジャズのお陰で沢山の人と知り合え、これからも

自然な形で自分と共に人生を歩んでいくのだと思います。

 

  • これまでの活動で苦労したことやその解決策を教えてください。

ライブで緊張する事は本当によくありませんが何回も経験あります。
普段できる事もできなくなるし、周りの音も耳に入ってこなくなります。

お客さんの目の集中より音楽の世界に集中する。イントロが聞こえてくるとその世界に入って
歌詞の物語の中に浸ったり、ミュージシャンとの音の会話を楽しむ。

世界に入る反面、自分の歌を自分が客席で聞いてる様な客観的な目も持ち、
常に自分の声のアドバイザーが頭の中にいます。

 

  • もっとも尊敬するアーティストは?

尊敬するアーティスト、沢山います。

カーメン・マクレエ、ボビー・マクファーリン、カーティス・スタイガース、カート・エリング、シャーリー・ホーン、アンディー・ベイ、マーク・マーフィー、キース・ジャレット、ビル・エバンス、スタン・ゲッツ、マイルス・デイビス、イヴァン・リンス、フレッド・ハーシュ、マリア・シュナイダー・・・

あとは、共演するアーティストにはいつも感動と尊敬の気持ちがあります。

 

  • エデュケーターとしての活動で一番大切にしていることは?

生徒さんの中にはただ趣味でジャズを歌いたいとか、
ライブをしたい、すでにライブをしている・・様々な立場で勉強されているので、
その人に合った方法で、その人の良さを引き出す事を大切にしています。

何より、やっぱりジャズって楽しいなと思ってもらえたら嬉しいですね。

  • 生徒さんを教えていて最も幸せを感じるのはどんなときですか?

ジャズが楽しいと感じてもらい、やる気の刺激を与えれた時。

 

  • CD製作に関してのご経験をシェアしていただけますか?

6歳から始めた音楽生活の集大成を作りたいと思い製作しました。

製作期間は1年間かかり、音の流れも大事にしつつ、
一音一音を試行錯誤しながら作りました。

この1年間でじっくり自分の声、音楽と見つめる事ができ、とてもいい経験ができました。

自分の声のピッチがグラフの様に線として現れ、合ってると思っていても合ってなかったりするので、
その時から練習時は必ず録音する様になり、いつもこの “線” の事を考えながら歌っています。

2012年にリリースしたCD ~Music Of The Hours~ のメンバーは、
フィリップ・ストレンジ(ピアノ)、荒玉哲郎(ベース)、ラリー・マーシャル(ドラム) です。
そしてエンジニアの春日峰夫さん。

このメンバーなしにこの1枚はできなかったと思います。

アレンジや選曲は、フィリップさんと相談しながら決めました。

 

  • アーティストとして将来の目標や今後の抱負などお聞かせください。

CD製作をしつつ、作曲、作詞活動、日々の練習をただひたすらするのみです。

又、積極的にセッションに参加したりライブを聴きに行ったり、
より多くの場所に行き、刺激を受けれればと思います。

 

  • 最後に、ジャズファンのみなさん、他のシンガー・ボーカリストのみなさん、またはJVAJの活動へのメッセージをお願いします。

まだまだ私の知らないシンガーの方、ジャズファンの方が沢山いると思うので、この活動を通じて皆さんとお知り合いになりたいです。

初めてこのサイトをご覧になる方へ

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