JVAJ presents ScatClass Japan 1 with Michele Weir/MichMusic
第1回ミシェル・ウィアー先生によるグループレッスン:”スキャットクラス・ジャパン1″ のご報告
今回、通訳・解説を務めさせていただきましたジャズヴォーカルアライアンスジャパンのMayです。
10/23(日)にScatClass Japan 1 with Michele Weir/MichMusic (第1回スキャットクラス)を開催し、無事に終了いたしました。
初めての企画にも関わらずご参加いただいた皆様、本当に有難うございました。
7月くらいからこのプロジェクトの準備をしてきまして、ミシェル・ウィアー先生やスタッフのトモコさんと何度もメールや電話でのやりとりやトライアルを重ねて、満を辞しての開催でした。
ひとまず大きなトラブルなく無事に終了することができ、とても嬉しく思っております!
今回は7名のビギナーからプロフェッショナルとして歌っている方まで、様々なレベルのシンガーさんにご参加いただきました。
「興味はあるけれど、勇気が出ない!」というみなさんのために、クラスに関する情報や、参加者の皆さんからのご感想などをこのレポートでお伝えしたいと思います。
“スキャットクラス・ジャパン 1 with ミシェル・ウィアー” の授業内容
” Scatting Overview (Beginning/Intermediate)”
- ウォームアップ
- シラブル
- リズム
- メロディー(ジャズのフレージング)とモチーフディヴェロプメントの練習
- スタンダードへの応用
- コードチェンジを聞き取るための基本の練習
これらの項目についてミシェル先生の著書「ヴォーカルインプロヴィゼーション」とiPhone/iPad専用のアプリ “ScatAbility” を用い、先生の後に続いて歌うなどしながら練習して行きました。
一つ一つのスキルを身体が覚えて行けるようにするためにはどんな練習から始めたら良いか、今回はその導入の部分をミシェル先生が丁寧に教えてくださいました。
途中で一人一人に声をかけ練習しているところを聴いてフィードバックをくださったり、例を挙げてユーモアを交えた説明をしてくださったりと、とっても楽しく有意義なクラスでした。
ミシェル先生はよく “fearless scatting” という言葉を使われます。スキャットに慣れていなかったり、自信を持って歌えないと、どうしてもスキャットに対する警戒心や不安を取り去ることが難しかったりします。
ミシェル先生のアプローチはそういったスキャットに対する心の壁からみなさんを解放するところからスタートし、実際に一つ一つの技術を身につけていくことで、音楽的でありながら、かつ自由になれるようにと導いてくださいます。
ミシェル先生はエデュケーターとしての高いプロ意識を持っていらっしゃり、私たちが予想していた以上に、このスキャットクラスでも一人一人の生徒さんのことをケアしようと力を注いでくださっています。
事前に各自のスキャットの録音を聴いて現状を把握した上でクラスの準備をしてくださったことも、今回の授業が成功した理由の一つです。
ミシェル先生の教材についてはこちらのページをご覧下さい:
http://jazzvocalalliance.com/scatbooks_michele_weir/
受講者のみなさんのご感想やアンケート結果
感想
アンケート結果 etc…
受講後のアンケートの結果では、満足度において5段階評価の4.3を獲得!
ほぼ全員が「もう一度受講したい」と回答してくださいました。
授業の時間の長さ、通訳・解説、スタッフの対応は100%の満足度をつけていただきました。
グーグルハングアウトは85.7%の方が満足と回答してくださいました。
授業の内容に関しては、もっと一つ一つのテーマを深めていきたい、先生からのフィードバックを増やして欲しい、レベル別のクラス分けをして欲しい、などのご希望をいただいています。
参加者のみなさんにはミシェル先生から直接、今後の講義内容を良くしていくための質問や、練習用のカラオケトラックなどが届きました。
今後、先生と相談を重ねながら、ますます良いクラスにしていけるように準備中です。
受講前に多かった質問とそれに対するJVAJ の回答
・初心者ですが、いきなりミシェル先生のようなすごい方に習って大丈夫でしょうか?
まっさらの状態から習うというのは、悪い癖などがついていないということでもあります。
スキャットの基本になるシラブルやリズムなどは身体に覚えさせていくこともとても大事ですので、ビギナーの段階から正しい練習方法を知ること、最初から指導力の高い素晴らしい先生に習うことは、上達への近道だと考えます。
ぜひ遠慮なくチャレンジしてみてください。
・英語が・・・英検3級レベルです。心配です!
スタッフが通訳をし、理論なども必要に応じて解説をしますので、ご安心ください。
ハングアウト中にみなさんの表情を見ながら、説明が必要そうな部分は理論なども適宜解説を付け加えています。
英語が苦手、でも上達したい、という方にこそ、ぜひ英語でのクラスを体験していただき、耳を育てる機会を持っていただきたいです。
・グーグルハングアウトやスキャッタビリティーのことがわからないのですが・・・
スタッフが事前にそれぞれの生徒さんとお約束をし、接続テストを行い、使用方法をご説明します。
また当日は20分前に全員に接続をし、クラスのスタート時間に間に合うよう準備をいたします。
次回のJVAJ presents ScatClass with Michele Weir/MichMusic
2017年の予定
第2回目 11/5(日) 10:00~11:30:満席
*こちらはウェイティングリストのみ受付中となっております。
(ただ今、ウェイティングリストは0となっており、今申し込みをしていただいても受講できる可能性がありますので、気になっていらっしゃる方はぜひご一報ください)
第3回目 12/3(日) 10:00~11:30
11/5 正午より受付開始 → こちらのクラスは満席となりました。
現在はウェイティングリストのみ受付しております。
*日程など、変更になる可能性があります。
詳細はこちらをご覧ください。
https://jazzvocalalliance.com/scatclass/
また、現在はプロジェクト初期の段階でもありギリギリの受講料の設定で行なっておりますが、来年以降は、確実にみなさんに上達していただくため、より深い内容のカリキュラムを検討しています。
まだ先生と交渉中の段階ではありますが、同じ料金で受講できるのはこの回が最後になる可能性が高いので「良い先生と学んで、スキャットができるようになりたい!」「もっともっと上達したい!」という想いのある方は、万障お繰り合わせの上ぜひご参加下さい。
皆様にお会いできるのを、ミシェル先生、スタッフ一同楽しみにしております!
来年の予定は、情報解禁まで今しばらくお待ちください。
JVAJスタッフ May & Tomoko より
スキャットのスキルに特化したレクチャーを、しかもジャズエデュケーターとして国際的に評価の高いミシェル先生から、自宅にいながらしてインターネットを経由して受けられるというこの前代未聞の企画(!?)を、こうして実現することができ、先生も私たちもとても嬉しく思っています。
これからも「もっともっと上達したい」「素晴らしい先生から直接学びたい」「英語が苦手でもチャレンジしたい」「今の自分に満足したくない、成長したい」という参加者の皆さんの “本気” を、私たちは全力でサポートして行きます。
この機会をどうかお見逃しなきよう、お願い申し上げます。
このプロジェクトを継続し、参加してくださったみなさんに確実に成長していただくことを目標にしています。私たちもベストを尽くして参ります!
https://jazzvocalalliance.com/follow-us/